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【荒削りでもいい】英検1級 1次試験 勉強法 総論【7割でいい】

こんにちは。Inkyaです。

今日は英検1級の一次試験に合格するための勉強法の全体像をお話ししていきます。

留学なし・一緒に勉強する友達なしのガチボッチ純ジャパが勉強を通じて体系化した方針なので、帰国生、コミュ力1億のリア充、正攻法で勉強したい方には向きませんことをご了承ください。

合格するための勉強の基本原則は以下の通りです。
・語彙力増強が鍵
・長文は全問正解を目標
・英作文は簡単かつ構造的を意識
・リスニングは最低限の得点を確保

一つずつ説明していきます。

1. 語彙力増強が鍵
英検1級と準1級の大きな違いは、出題される英単語レベルの違いです。
準1級と1級で文法や長文を論理的に読み解く力の差はないと考えています。

しかし、1級では常に海外ニュースばかり見ている意識高い系以外は見ないような単語ばかりし出題されます。

英検1級・準1級では大問1(25問)がまるまる単語・イディオム問題で、大きな得点源にも・失点源にもなり得るため、大問1を捨てるとまず受かることは難しいと思います。
そこで重要になるのが語彙問題の攻略ですので、語彙問題は全力で頑張りましょう。



2. 長文は全問正解を目標

僕のような準ジャパで要領の悪い受験者にとっては、語彙問題だけでなくリスニングも鬼門になってきます。

そこでリーディングでリスニングの失点をカバーする対策を取るといいでしょう。
英検の問題文は人文科学・自然科学・国際情勢など、日本語でも理解がややが難しい文章が出ます。
それだけに、回答時間もたっぷり与えられています。

回答時間をフルに活用してじっくりと選択肢を吟味し長文は全問正解を目指しましょう。


3. 英作文は簡単かつ構造的を意識
英検1級の英作文は200 words以上書く必要があります。
日本語にすると400文字程度に換算されます。
普段から英語で文章を書いていない人にとっては、そうした長めの英作文は難しいと考えるかもしれません。
しかし、採点基準から逆算した攻略法はあります。

作文の採点基準は以下の4点です。
・課題で求められている内容をまとめられているか(内容)
・英語の構成の流れが分かりやすく論理的であるか(構成)
・課題にふさわしい語彙を正しく使えているか(語彙)
・文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか(文法)
上記に各8点の配点がありますので、満点を取らなくてもいいので各5点や各6点を目指して書きましょう。

特に「内容」と「構成」についてはブレストの練習と型を覚えることで対応ができます。

「文法」や「語彙」にも配点がありますが、文法が複雑すぎて冗長な文章になったり、難しい単語を使おうとしてかえって不適当な文章になってしまうことがありますので、深追いはせず最低限の文法と語彙で挑みましょう。
例えば、関係代名詞を一文中に多用して複雑な文にしすぎるとミスの誘発や冗長だと判断される可能性があります。
そのため、文章表現は明確に意味が通る最低限という意識でいきましょう。


4. リスニングは最低限の得点を確保
苦手・得意も影響すると思いますが、耳から英語に普段触れていない純ジャパがリスニングを得点源にするのは難しいと思います。

リスニングは、TOEICのような会話文問題(Dialogue)、ややアカデミックな文章独白(Passage)、再度TOEICのような独白問題(Real-life)、最後にインタビュー問題(Interview)から構成されます。

このうち、DialogueとReal-lifeは日常生活やビジネスに関する事柄ですので、一般的な状況理解力があれば対策可能です。
しかし、PassageとInterviewは内容がややアカデミックになったり、「リアルな」モゴモゴ英語で出題されるので完全正解は難しいです。

そのため、DialogueとReal-lifeで8割の得点を取り、PassageとInterviewは半分くらい正解することを目指します。


英語ができる皆様からはお叱りを受けそうですが以上がインキャガチボッチ純ジャパが英検1級に受かるために立てた方針です。